Borat

今日は映画『Borat』を観ました。巷では1,2ヶ月前のロードショーでしたが、ちょっと待って大学のシネマ( independent なので流行に関係なく良い映画が安く観れるのでよく行く)で観ました。


上映開始から約30分後、いきなり火災報知機が鳴り出して中断。皆、外に避難させられ、待つことやはり約30分。誤作動だったことが確認され、再び席に戻って映画の続きを観る…なんていうハプニングもありました。


さて、この映画『Cultual Learnings of America For Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan』っつー何とも長ったらしい副題がついてます。Borat というカザフスタン国営放送のジャーナリストがドキュメンタリー番組を作りにアメリカへ行く…というストーリー。この Borat を演じているのは Sacha Baron Cohen という Oxford 大卒のコメディアンでユダヤ系イギリス人。以前 Ali G というキャラを TV 番組でやって一世を風靡し、これも映画になってました(観てないけど)。Borat は彼の新しいキャラ。人種&性差別主義者で全く洗練されたところが無い…という Borat がおかすドジで笑いつつも、次第に現代アメリカ社会の?な部分をシニカルに見せてくれ笑わせてくれる映画でした。特に面白いのは、Borat は「アンチ・ユダヤ人」キャラなのに、やってる当人の Sacha がユダヤ人だというところ。万人にウケるコメディーではないかもしれないけど(特にカザフスタンの人とか…)私達はもう腹を抱えて笑わせてもらいました。


機会があったら、是非ご覧あれ。