St. Valentine’s Day

バレンタインデーです。
ご存知の通り、こちらのバレンタインは日本とは少々違います。要は恋人たちがロマンティックに過ごす愛の日で、日本のクリスマス・イヴに近いかもしれません。で、客観的には、どちらかというと男性のほうが頑張る(頑張らなければならない)日なのではないでしょうか。


とはいっても、悲しいかな…日本で生まれ育った私はバレンタインには何か(チョコレートとか)あげたくなってしまうのだ。
ウチの場合は、バレンタインの直後に相方の誕生日があるので、大した物は贈らないんですけどね。今年は年末年始に私が日本へ里帰りした時のお土産…戻った直後、バレンタイン、そして誕生日と3回に分けての小出し(の予定)です。


プレゼントは前もって準備出来ていたものの、このところ忙しく、カードを用意するのはギリギリになってしまいました。
とにかくイギリス人(たぶんアメリカ人も)はグリーティング・カードを贈るのが好き。何かある毎に…イイ習慣だとは思いますが、死んだ人にまで書くことがあります。なので、やはりバレンタインのカードもハズせません。
私がやっとカードを買えたのは、前日の夕方。ロンドンへ行った帰り、カンタベリーまでの列車を待つ間 London Victoria 駅構内の WHSmith で lastminute ゲットでした。
WHSmith の店内(カード売場)は、たくさんの仕事帰りのオヤジの皆さんで、そりゃもうゴッタ返しておりました。lastminute なのは、どうやら私だけではなかったようです。実際、バレンタインのカードが手に取れるほど近付くのも難しく、結局は多目的カードのコーナーで「っぽい」カードを買うことにして落ち着きました。
店の外では、購入したばかりのカードを書いて投函しようとしている(1st Class の郵便ならその日の最終収集に間に合えば翌日には届くはずなので)人を何人も見ました。結構皆さん lastminute を究めてらっしゃいました。


毎年のことですが、この時季、どちらかというと垢抜けない(バカっぽい?)バレンタイン・カードが並ぶ店先で、大人の男の人が真剣な&困った顔でカードを選ぶ姿は結構面白いです。