Lingua Franca

予定通り、10日にスペインから戻って来ました。
例の卒論もまだまだで、遊んでいる場合では無いのですが、行って来てしまいました。
いつもスペインに行く時は、Costa Blanca の Alicante 近郊に暮らす義弟一家訪問で、だいたい10日から2週間くらい(他の所にも足を延ばしたりして)行って来るのですが、今回は実質5日間。ま、私の仕事があったからなのですが、なぜそこまでして無理に行ったのかというと、10才になる義弟の娘(義理の姪というのかな)の First Communion (初聖体)のお祝いに呼ばれたからなのです。
コレ、何のお祝いかというと、カトリック教会で初めて聖体拝領を受ける…つまり一人前に扱ってもらえる…っつーことで、日本でいうところの七五三や成人式みたいな感じ?だと私は認識しています。



6月の Costa Blanca は、なかなかいい感じでした。既に夏モードだけど、風に当たったり日陰にいれば、まだエアコン無しでOKで…逆に真夏はシエスタ無しでは生きていけないくらい暑いので、現地の人も「6月後半がベスト・シーズン(観光客もまだ少ないし)」と言ってました。
海でも泳げました。地中海にしてはまだ水温が低めだったのか、相方は文句を言っていましたが、太平洋(オーシャン)育ちの私にはノー・プロブレム!ざんした。季節のせいなのか、水が澄んでいて、今回は海草も泳いだ後の水着に砂が混じることも、ほぼ皆無で快適でした。
何といっても、私達のスペイン滞在中、イギリスはだいぶ悪天候だったようなので、その辺もラッキー!でした。
それにしても…私はもともと美白とは無縁なタイプですが、焦げやすいので、なるべく日焼けは避けてみたつもりでした。でも、やっぱり焦げたぁ〜!何故に?現在、皮が剥けて、お肌が結構ボロボロ気味な私。



話は戻って First Communion 。
教会での儀式が終わった後、家庭によってはホテルに場所を移してレセプション…(ウェディングみたい)…となるようですが、ウチ(?)は自宅に戻って庭でパーティーでした。とはいっても、ゲストの数は60人近くだったそうで、ケータリング業者が入り、とってもまともなレセプションでした。この日の為に、義弟は庭仕事を頑張っていたようです。でも、大成功なイベントで、苦労も報われたことでしょう。
ガーデン・パーティの割りにゲスト数が多かったのは、親戚が多いから。義弟のスペイン人の妻のファミリーは超ビッグ。特に、おじさん&おばさんやいとこの数の多いこと!そして、もともとフランス系な家系なので、フランスに住んでいる人が多くて、親戚の集まりでの共通語はフランス語。プラス、地元の知人ゲストの皆さんはもちろんスペイン語…両言語とも不自由なのは、私と赤ん坊(いたかな?)くらい。トホホ…。



その昔は「英語さえ出来れば何とかなる」と思っていたけど…場合によってはそうなのかもしれないけれど…何ともならない事態に出くわす事って、結構頻繁にあるんですよね。…って、だったら勉強すればいいんでしょうが、何せ英語も(ある意味日本語もだな)危ういレベルなので、この期に及んで「まずは英語を何とかしよう」とか思ってしまう私。でも、もう行き詰まって上達しそうもないんで、大学院の勉強が終わったら、新たに語学を始めようかなぁ…いや、始めなきゃなぁ…と思い知らされているところです。
でも、何語?
スペイン語…?それとも、勉強した事がある(でも挨拶以上の事は情けないことに覚えていない)フランス語の方が潰しが利くか…?いや、実生活では相方の同僚や友人など周りにイタリア人が多いし、イタリアに行くことは結構あるから、イタリア語なら語彙には最も馴染みがあるかなぁ…?
ん〜悩ましい。どれでも始めればいいんだろうけど、どれもラテン系…一緒に適当に学ぼうとすると、きっと私のことなので、混乱して何も身に付かずに終わりそうなので、それは避けようと思ってますが…。


いつか、何か…ね。