Viva 80’s−MJの生命線は長かった−

Shonen Knife

この日は朝から相方とロンドンへ。
目的は、ランチタイムに行われた少年ナイフのライブを観るため。


カンタベリーからロンドンへ向う列車の中で読んでいた新聞に、30年前、当時20歳でまだ無名だったマドンナのヌード写真を撮った写真家の記事がありました。写真展もあるみたいです。以下その記事のweb版(写真もあり);


Photographer Martin Schreiber's best shot
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/2009/jun/24/photography-martin-schreiber-best-shot


記事にもありますが、ギャラは30ドルだったとか…今じゃそうはいかないでしょうな。


さて、お目当てのライブ。
フリーのインストア・ライブだったので、ちょっと早めに着くように…と(1時15分開始で)12時半頃到着。
平日で、まだ人も疎ら…メンバーの皆さんも未だ機材セッティング中…私達ったら、超気合入り過ぎな感じ。
でも、開始の頃には狭めの店内いっぱいに程よく人が集まり、そしてガラス張りの店の外で立ち止まる歩行者もあり…とイイ感じになってました。
実は、少年ナイフのライブを観るのは初めてだったのですが、メンバーが多少入れ替わっているといえど、80'sガールズバンドの原点を貫いていて良かったです。
どちらかというと、私より相方の方がファンで、私は中高生の頃にラジオや音楽雑誌で見聞きした知識と懐かしさだけでライブに足を運んでしまった類ですが、長い時を経て、日本じゃなくロンドンくんだりで彼らのステージを観ている自分が変な感じでした。ん〜シミジミ。
少年ナイフの直子さんのブログにもこの日のライブのことがありました。


http://www.shonenknife.net/blog/?m=20090625


↑のブログによると、ライブの後はドーバーからフェリーで欧州本土に向われたみたいですね。
なぁんだ、次回は是非我が家にご飯食べにお立ち寄り下さい!なんちゃって。


さて、せっかくだったのでロンドンを夜までブラブラし、カンタベリーに戻ったのは終列車…とはいっても11時半ですが。
駅から家まで歩いていたら、パブからナイトクラブへ移動中と思われる酔っ払った若者のグループが
マイケル・ジャクソンが死んだ」
「嘘つけ」
「本当だもん。Facebookで皆そう言ってるもん。どうして誰も信じてくれないの?」
みたいな会話をしていました。
てっきり私達も冗談だと思って「まぁ死にそうだけど殺しちゃ悪いよねハハハ…」なんて会話をしながら歩いていたのですが、家に帰ってTVをつけたら本当に本当だったようで、あらビックリ。
TVを観始めたのは、確か夜中12時になるかならないかという頃。調べ物があったので、ラップトップのPCを文字通り膝の上にのせてネットしながらTVを観ていました。ショックを痛感しながらも、ニュース・アイテムが繰り返しになって来たのに気付き「もう寝るか」と時計を見たら午前3時!
そんな時間まで起きてTVを観ている私達も私達ですが、それに気付けないほど、なんのブレイクも無く、ずぅーっとMJネタばかりな BBC 24 と Sky News に驚きだわ。せめて毎時で他のニュースのヘッドラインとか天気予報くらいやってもいいんじゃないか…と思った私なのでした。


それにしても、MJ死去のショックは否めません。
何とも可哀想な人生だなぁと思わずにはいられません。
きっと、若い人達は、どちらかというと変人な印象しか残ってないと思うけど…そういう世代の人達には、この一大騒動は、もういい加減ウザイだろうねー。でもね、あの人は凄かったんだよ。ホントに。
アルバム『Thriller』は一家に一枚でしたから…そして当時はレコードだったから、聴き過ぎた人達は「レコードが磨り減った」ということで2枚目を購入してたとか。


あぁ…オバサンの昔話は長くなりそうなのでこのへんで。
いろいろ盛りだくさんな、うっかり十代の頃に戻ってしまいそうな1日ざんした。