Baarìa

大学のキャンパス内にあるシネマへ、イタリア映画『Baarìa』(2009)を観に行って来ました。


確か、数ヶ月前にも上映していたのですが…その時はイタリアへ旅行中だったので、シネマへ足を運べませんでした。
ちょうど、その旅行中に訪れたシチリアがこの映画の舞台です。


監督は『Cinema Paradiso (ニューシネマパラダイス)』の Giuseppe Tornatore 。
色々なことを伝えようとしているんだろうな…とは感じたのですが、時に、ちょっとした描写が、何かのヒントなのか比喩なのか…“隠れている”というより“分かりにくい”印象を受けました。
あと、終わり方も何となくちょっと弱いというか、尻切れトンボな感じ。なんでかな?
こんなご時世だから、急に予算不足になっちゃったとか…
シチリアだからマフィアの、もしくはストーリーに関連して政党からの圧力がかかったとか…
とか何とか考えずにはいられなかったりして。
シネパラほどの名作にはならなそう…なんて、ド素人の私にいわれたくないだろうけど。


でも、娯楽としてはとっても楽しめる映画です。イタリアがいっぱいで。
80年代のハリウッド映画を観るつもりで観るといいかもしれません。