Sisters

13062011

先月(6月)の16日から先日7月14日まで、妹が遊びに来ていた。


母が亡くなってちょうど10年だし、日本へお墓参りにでも帰れたらなぁ…と漠然と思っていたが、震災があったので考え直した。
私の場合、もう実家がないので、里帰りとなると、親類や友人のお家にお泊まりさせてもらうかホテルやウィークリーマンションのような所に滞在することになる。震災後、停電を経験したり、今でも節電などに努めている皆の所に押し掛け、お客さんとして迎えてもらっちゃうのは、いつも以上に気がひける。また、いつも貧乏里帰りで大して日本経済回復の助けにもなれないので、とりあえず今回は見送り、好機を待つことにした。


その代わり…という訳ではないけれど、日本にいる妹が来てくれた。
もともと「夏にも計画停電が実施されるかも」という話を聞いて、「暑い日本の夏を乗り越えるのはキツそうだから、イギリスに遊びに来れば?」と提案して始まった話。でも結局、(たぶん予算の都合などで)時期はちょっと繰り上がり、避暑の意義はあまりなさなくなってしまった…かも。


今年のイギリスは、3月末から毎日信じられないくらい晴天が続き、庭の芝も枯れてしまうくらいだったのに、6月に入って以降、まるでリバウンドの如く夏とは思えない天候の日が多い。
そんな時に来た妹は、ちょっとかわいそうだったな。あ〜これでまた British weather の悪評判が巷に広がる。


「1ヶ月もいるんだから」とゆっくり構えていたら、天気が悪くて全く外出しなかった日などもあり、あきらめた予定もあったりする。
それでも、カンタベリー周辺やロンドンはもちろん、Manchester United サポーターの妹をマンチェスターまでスタジアム・ツアーに連れて行ったり、フェリーに乗ってフランスを車で1週間周ったりして、楽しい1ヶ月だった。


3歳違いの私と妹は、姉妹のくせに外見も中身もあまり似ていない。
写真は2人の腕。黒い方がもちろん私。