SYRIANA

その後、相方の介護の件は、やろうとすると空回りに終わるので、「助けが要る時には言ってくれ」ということにして、もう介護らしい介護はしていません。幸い、足は不自由でないので、大して助けも要らないようです。
何だか自分が役立たずで信頼されていないように思えて、それはそれで不満なのですが、仕方ないのかな…。


そんな感じで、コレといったイベントも無く、外出も最低限になってしまっている今日この頃。珍しく今晩は映画を観に行きました。
『SYRIANA』―何だか最近ジョージ・クルーニーづいてるような気が…。でも良かったからイイのだ。


最後、涙が止まりませんでした。もしかしたら、私だけだったかもしれません。というのも、その涙が何の感情から来るのか説明出来ないのです。自分の経験から来るものでもないし、「怒」とも「哀」とも違うのです。「虚しさ」…?これでもやっぱり違うような気がします。言葉にできません。
いちばん涙腺を刺激したのは、いわゆる自爆テロ(suicide bombing)のシーンがあるのですが、その演出。これまた、何ともいえません。


余談ですが、ちとグロテスクな拷問シーンがあります。それを観て、『積み木くずし』を思い出したのは私だけでしょうか?