The 5th Anniversary

5年前に亡くなった母の命日です。


この5年が長かったのか短かったのかの判断は難しいところです。
もうさすがに泣いてませんが、悲しさは5年前と変わってません。


誰かが「今でもあなたのお母さんが亡くなったっていう実感が湧かなくて時々そのことを忘れて電話しそうになっちゃうわ」と言ってくれました。私の場合は、今のところ人生で最もショックな出来事だったので、この事実は忘れたくても忘れることはありません。残念ながら。
夢に生きている頃の母が出て来るのですが、一方で私はなぜか「母がいずれ死んでしまう」という現実がわかっていて、どうやってその死という現実から母を救い出そうかと悩んでいるのです。そういう同じ夢をとても頻繁にみます。この頻度はこの5年間変わらない…いや、逆に増えてるかもしれません。こんな調子が一生続くのでしょうか。すごく嫌です。


でも、起こってしまった事実は事実。私のバカバカしい夢のように現実を変えることは出来ません。
くよくよしても仕方がない…のは分かっているので、私の周りの(母のこととは)関係の無い物事には影響を及ぼさないように努力はしているつもりです。


なんとか5年経ち、悲しさは変わらなくても泣かずにいられるのは、周りで私を支えてくれている方々のお陰なんだろうなぁ…と、この機会に改めて感じています。感謝。