ピル日記

Pills

あぁ〜9月が終ってしまう…。なぜか無意味に忙しい今日この頃。



さて、今日の話題は私の女性としての体の機能についてです。若い人にはグロテスク、そして男性には興味の無い内容だと思われますが、まぁその辺はお許し&無視して下さいませ。


実は私、約4週間前からピルを服用し始めました。
いわゆる避妊などに使われる低用量ピルってやつです。


ん〜、これでやりたい放題!


などといってる場合ではないのですよ。今回の私の場合は、避妊が目的ではなく、生理不順改善のためなのです。
ひと口に生理不順といっても、もともときっちり28日周期なタイプではないし、出血量がどうのといっても、なかなか他人と比べることも出来ないので、何ともいい難いのですが、少なくとも私の生理は優等生ではないといえます。
もう四半世紀の付き合いになるのに、扱い易くなるどころか、年々扱い辛く、普段の生活に及ぼす影響も大きくなって来ている気がします。でも、「年齢のせいかな」と思うようにして、無視していたところもあります。だって、よく「現代の女性はなかなか出産しない→♀としての機能を充分果たしていない→婦人科系のトラブルが多い」とか「出産を経験すると、ちょっとした子宮筋腫や生理不順が改善される」とか聞くじゃないですか。だから「そんなもんなのかもね」って感じで。


で、今回、何が私の背中を押したのかといいますと…色々あるのですが、生理じゃない時にも出血していたから。ここ数年、特にここ2年くらいはレギュラー化してました。ま、出血といっても1日数滴なので、日常生活にも体調にもさほど支障はない…と思っていたのですが、犠牲者は私だけではなかったのです。
それは、相方。私はその出血のせいで、どうも「流血してまでセックスしたくない」と思いがちになり、すっかり性欲減退?みたいな状況。でも、それならば問題を放置しておいてはいけないのですよね…こりゃパートナーがいる者としての責任!と思うことにして、婦人科の専門医の診断を受けました(イギリスと念の為に日本でも)。
病気は見つからなかったので、きっとホルモンのバランスが崩れているんだろう…とのこと。3ヶ月か4ヶ月の間、ピルを服用して、生理の周期を修整することになりました。


毎日1錠ずつ服用するのですが、1コース21錠で7日間お休みの(服用しない)日をつくり、お休み期間の間に生理があるようにして、それで28日周期を保つようにするのです。
ピルはホルモン剤。このホルモンが偽(受精卵なしの)妊娠状態をつくります。何も育ちませんが、排卵がストップし、子宮内も精子を歓迎しない状態になるので、同時に避妊効果もあるという訳です。
服用し始めの頃は、気分が悪く、何ともいえない倦怠感があったりしたのですが…それって、偽つわり?みたいな。おっぱいも張って痛みを感じるくらいなことがありましたが、見た目はちっとも大きくなってなかったので、そこらへんは少し残念でした。今は張りさえ感じられません。


今はちょうど服用お休み期間。予定通り生理来ました。でも、ちょー軽っ。これが本来の、理想的な生理なのですか…って感じ。もしそうだとしたら、今までの私の生理は、生理痛も出血量も異常だね。
何年にも渡る常用でなければ、この低用量ピルで生理による子宮の負担を和らげることはイイようで、子宮・卵巣・乳ガンのリスクも減るそうです(ただ、長期で服用すると逆に乳ガンや子宮筋腫にはよくない調査結果もあるそうです)。
「出産を経験すると生理のトラブルが改善される」という論は、たぶん、妊娠中から出産直後に生理が無い間、子宮が生理から解放されて、それが良い結果をもたらした…ということなのでしょうかねぇ?


とりあえず、3コースやってみて、足りなかったら、もう1コースだそうです。
どうなることやら…
ちなみに、最初の1コース目は周期をつくるためのホルモン摂取なので、避妊の効果はまだ無いそうです。実際、1コース目服用中は毎日出血(微量)してました…あれじゃ今までよりヒドイです。
明日から服用復活予定の2コース目に期待したいところです。
何かあったら『ピル日記2』でレポートしましょう!