Anyone But Chelsea

ここのところ、珍しくお天気がすこぶる良く、嬉しい限り。
こういう(イギリスのような)所に暮らしていると、「太陽って本当に必要なんだな」と身にしみて感じます。
気温もぐんぐん上がり、日中は20℃台半ばくらいあるようです。先月には雪まで降ったのを思うと、何だか、長かった冬から急に(春をスキップして)夏になってしまった感じがしないでもないです。ま、こんな好天も永遠に続くはずはないけど、1日でも長く続いてほしいなぁ…そして、本当の夏(の時季)にも夏らしくなってもらいたいものです。
そうそう、今は日が長いのが良いですね。夏至までまだまだですが、既に午後9時くらいまで、何となく外は明るいですからね。もちろん、夜明けが早いのも然り(だと思います)。


さて、この日は England のサッカーの Premier League の最終日でした。
私は特にサッカー狂でもないし、以前は Arsenal を応援してたけど、お気に入りの Thierry Henry も Barcelona に移籍してしまったし…結構、私の中ではどうでもいいシーズンだったなぁ…。
なんていってるのは私だけ?周りは、相方・(スペインにいる)義弟・(日本にいる)実妹…と Manchester United ファンだらけ。
相方と義弟は Manchester 出身。私が相方と知り合ったばかりの頃は「おれはいわゆる football fanatic (サッカー狂)じゃない。マンチェスター= ManU と思われるのは嫌だ」とか言っていたくせに、その後すぐ、望郷の念からか、スペインで一足先に立派な“ ManU fanatic ”になっていた弟にすっかり影響され、今じゃ“ ManU fanatical brothers ”ですよ。
大事な試合の前や勝った試合の後には、必ずスペインとの国際電話で長話…まぁ、兄弟仲が良いことはイイことですけどね。
まるで、自分が試合に出るかのように意気込んで近所の pub へ出掛けて行く様子は、何とも滑稽です。相方が試合観戦のためにパブで費やすビール代で、きっとウチは Sky TV ( Premier League 中継の放映権がある)に加入出来るな…なんて。
また、試合中に日本にいる妹からも「観てる?」とメールが入ってくることもしばしは…日本は深夜 or 早朝のはずなのに…。


そんな彼等のサポートが功を奏した(?)のか ManU はプレミア・リーグ首位で今シーズンを終えました。2位の Chelsea とはかなりの接戦で、最終戦の結果が出るまでどちらも優勝の可能性があった…という、サポーターにとっては最後の最後までドキドキのシーズンだったみたいです。
でもまぁ、何はともあれ、優勝してよかったね…ってことで。
試合終了後、パブでの観戦から帰って来た相方。玄関のドアを開ける前…外のポーチに立っている時点から、「ウフフフ…」と薄気味悪い一人笑いが込み上げて来ちゃってるのが聞こえました。ヤバッ…。
私がパブで一緒に観戦しないもんだから、毎回、帰って来ると、聞いてないのに、イチイチ&チクイチ試合の解説してくれるんだよね。それがちとウザかったが、それも暫くお休み。ホッ…


と思ったら、そうではないみたい。
今月の21日には UEFA Champions League (ヨーロッパ内でのトーナメント戦)の決勝( in モスクワ)があったんだった。今年はこれまた England のチームが好調で、 ManU vs チェルシー(永遠のライバル同士?)なのです。
という訳で、まだ暫く続くのね…。