サンパチ

誕生日でした。
38歳になりました。


40だと大台で「節目」って感じだし、39だと「30代もあと1年」とセンチメンタルな感じだけど、38はそこまでシミジミな感はないので、地味に祝いました。
それでも覚えていて(or 見つけて?)下さった方々からメッセージなど頂くと、やはり嬉しいもの。有難いです。


このくらいの歳だと、私の場合、自分の親がこの歳だった頃の記憶があります。それと比べると「自分はまだまだ未熟だな」と思わなくもないです。でも、その反面「この先もっと成長する可能性があるかもしれない」とも心のどこかで期待しています。


さて、この日のランチは相方が Faversham の Read's というレストランへ連れて行ってくれました。私がリクエストした訳ではなく、知らないうちに行くことになってました。どうやら、この機会を口実に相方が行きたかったというのがメインの理由のようです。
頼んだワインがカビが浮くほど熟成(?)し過ぎていて、他のに変えてもらうというハプニングもありましたが、変えてもらったワインは結構当たり!で満足。良いレストラン(フレンチ…たぶん。スタッフの多くがフランス人)なので、最初はディナーを予約してくれてたんだけど、ディナーのフルコースだとボリュームが多過ぎて本当に美味しかったのかどうか分からなくなってしまうことが多々あるので、私にはランチでちょうど良かったです(貧乏性?)。


…で、帰宅して玄関のドアを開けたら、ハエが何匹も家の中を飛び交っているではないの。なぁーんか嫌な予感。こんなこと、確か去年の夏にもあったよね、ん?
そして、嫌な予感的中!…煙突から落ちた鳩が使わない(から塞いである)暖炉で死んでるのを発見。ハエ(の大群)はその死骸にたかりに、やはり煙突から入ってきたものと思われます。
あーん、もう。去年同じことがあった時に「煙突にカバーをしてもらえ」と、あれほど口を酸っぱくして言ったのに…何でやってくれないんだよ、このジジイ!
まぁ、ジジイ…いや相方のディフェンスとしては「先日煙突屋に電話して頼んである。連絡待ちだ。」ということで…確かにそうなんだけど…その「先日」までの約11ヶ月間、アータは何も行動を起こしてなかったじゃないの!もーもーもーもーぉ…


…と、言いたい小言は飛んでるハエの数ほどあったけど、仕方がないから掃除…いやちょっとした大掃除。
煙突からのススを掃除機で吸って、気持ち悪いから即掃除機の中を空にし、フィルターも水洗い。
その際に窓を開けようとしたら左手親指の爪が窓枠に激突…一瞬(爪が)反ったのか親指から血がにじみ、激痛。見た目は大したことなさそうだけど、未だに痛い。
結構散々な誕生日…じゃない?


そんなこんなで午後は終わり、夜になってしまいました。
親指は痛いし、気分もちょっと沈んで何もやる気にならなかったので(←主婦失格)、誕生日ということでもう一つリクエストを聞いてもらい、夕食はカレーの出前を頼みました。
私のお気に入り、Canterbury の Palace Street にある Kashmir というインディアン・レストラン。そこのナンはモチモチしていて超美味。カンタベリー在住の皆様、機会があったら是非食べてみて。
ランチのフレンチに負けず劣らずの満足感で、沈んだ気分も回復しました。
私って単純。