まだ冬

さぶぃ〜たちけてくれぇ〜…!


こちらイギリスはこの20年間で最悪の寒さプラスこの30年間で最悪の不況のダブルパンチで、身も心もそして懐も寒うございます。


もう1週間ほど前になりますが、また雪が降りました。
…とはいっても、15cm程度の積雪だったと思いますが…さすがイギリス、ロンドンを含む南東イングランドはほぼ丸2日間マヒ状態(情けな〜)!
以来、雪雲(?)は各地に移動し、常に英国内のどこかしらで雪が降っているようです。
イギリスは寒い所だと思いますが、通常はそれほど雪は降らないのです。だから、雪が降ろうと積もろうと車のタイヤにチェーンなんてして走ることもしません。天気に関係なく信用のおけない公共交通機関は、もちろんアテにされてないので、どちらかというと普段より自家用車に頼りたいのは最もなところ。
滑り&凍結防止に道路に撒いている塩が不足し、食塩を使用したりイタリアから緊急輸入したりする羽目になっているんだとか。「だったらチェーンつけて走れと啓蒙すればイイのに」とも思うけど、たぶんこっちの道路のアスファルトは安価で低品質な素材を使ってるから、チェーン付きのタイヤで走られて道路の表面がガタガタになるのをお役所は恐れてるのかな、きっと。


先週、雪は止んだがまだ残雪が多少あった火曜日、大学院の講義に出るためロンドンへ。
列車はもちろん通常運行には至っておらず、いつもは片道1時間半ずつの乗車のところ、往きは2時間半帰りは3時間かかりました。
今学期の火曜日は2つ講義を受講しているのですが、着いてみれば1つは休講、もう1つはゲスト講師による特別講義(つまり課題や試験に関係無い)でした。…あーぁガックリ。家で締め切り間近の課題に時間を費やした方がよっぽど良かったかも。


課題というのは、先のブログにも書きましたが、ディサテーション(いわゆる卒論)の概要を先週の金曜日までに提出せよというものでした。
まだまともに始めてないのに概要なんて…って感じですが、やりましたよ。何とか。
研究テーマはもちろん何年も前から頭にあった訳ですが、プラン諸々をカタチにするのって、役に立つけど難しい…しかも「見せる用」だと、なるべく突っ込まれないようにと色々考えてしまう。
まず、オフィシャルに提出する前にスーパーバイザー(いわゆる指導教授)に見てもらう…って、ここでもう既に締め切り前日。もしダメ出しされたら、どうすのよ?私。
でも幸い、先生からはポジティブな返事をもらい、えぇーいっ!とそのまま提出。モダン・テクノロジー(メール)に感謝。Done!


ところで、その「先生からの返事」なのですが excellent! とか Well done! とか(いう言葉が)あって、私としては嬉しかったんですが、何というか…こう…全体的にハイでした。相方に言って見せたら「あぁ…締め切り前に学生から似たような質問がたくさん来ると、こういうハイな感じになるの分かる」だってさ。
よく見ると、その先生からの返信は私がメールした僅か20分後…なんだぁー、あんまりちゃんと読んでくれてないんじゃないの?ん?
ま、私のプロポーザルも、相方による英語のプルーフリーディングを含めて2晩ほどで仕上げた、いい加減なもんだけどさ。
チッ!ぬか喜びだったか…。


お次は何?講義のエッセイと卒論の研究と…結構スケジュール組むのも私の小さな頭(顔は大きいんだけどね)には難しいのでした。