K.K.

ネットのニュースで川村カオリさんが乳癌で亡くなったという記事を読みました。


私は彼女のマメなファンでも友達でもないのですが、単なる「著名人の訃報」以上に気を留めました。


大学生の時、一時期、ほんの数ヶ月だったけれど、都内のレコーディング・スタジオでアルバイトをしていたことがあります。
その時、彼女のレコーディングも行われていました。私は音楽とは関係無いオフィスでの雑用担当でしたが、当時そこで仲良しだった同い年の若い社員の子は、彼女のアルバム制作スタッフとして研修中でした。
ある日、休憩中だったのか、オフィスで(カオリさんも含め)皆で立ち話をしたことがありました。何を話したのかは、ほとんど覚えていないのですが、話しているうちに、私達みんな同い年(当時20歳)だということが分かり、変に連帯感が湧いたのだけをなぜか覚えています。そして、彼女はとーってもフレンドリーな人だったなぁ…という印象も強く残っています。
以後、彼女の曲が巷で流れ、名前や姿を目にすることも多くなり、ますます別世界の人となりつつも、何となく当時の親近感があり、超陰ながらではありましたが、活躍を嬉しく感じていました。


そして時は流れ…数年前、久々に彼女の名前を目にしたのは「乳癌だった(けど克服した)」というニュースでした。
その後、離婚のニュースも読んだりして…「頑張って強く生きてるんだな」と再び超陰ファン熱復活。
病気が再発したとニュースで知って心配でしたが…無念です。
何より、まだ小さな一人娘を遺して逝ってしまった本人が最も無念だろうなぁ。


ある意味ロックな生き方かも。
ご冥福をお祈りします。