Stained glass

Entrance door

修理に出していた玄関のステンドグラスが戻って来ました。


第二次世界大戦中の空襲にも耐えた約70年前の貴重品(?)を私がぶっ壊してしまってから約8ヶ月…やっとの納品です。
その、ぶっ壊れた話の経緯は過去のブログで ↓


Monday-14-12-2009 今週は雪が降るらしい


まずは Yellow Pages を基に、片っ端から地元の工房や職人に問い合わせるも、見積もりに来ては皆
「ウチではこういうガラスは扱っていない」(← つまり古過ぎるということ)
と言われ…でも、その人達や大聖堂の職人さんが「ここ(この人)に問い合わせてみれば?」と薦めてくれた所が1件だけあり、結局はそこの職人さんにお願いしました。
一応、カンタベリーの大聖堂やロンドンの St. Pancras 駅のステンドガラスの仕事も手掛けたこともあるそうで…。


修理するにあたり、窓ごとパックリ取り外され工房行き。
数日後、職人さんから連絡があり
「一部、同じガラスのストックが工房に無かったので、ポーランドの工場へ注文することになりました。その工場次第なので納期がいつになるか…当初は2〜3週間で納品できると約束しましたが、数ヶ月待って下さい。」
とのこと。


あ〜…。


最初は「2〜3週間」ということだったので、取り外した窓の部分はベニヤ板でカバーされていたのですが、3月頃
「その後、何か進展は?」
と、問い合わせても
「まだ」
と言われ…防犯上も見た目も思わしくないので、ベニヤ板の代わりに強化ガラスを入れてもらっていました。
板で塞がれていると暗くて気になるけど、ガラスに替えてからはステンドガラス窓の時と同じく自然な光が入り、あまり気にならず…
…で、忘れそうになっていましたが、7月に入ってようやく
「どうなってんの?」
と、再度問い合わせをしたら、やっとのこと(8月2日に)取り付けてくれました。
職人さんが体調を崩して仕事が遅れたそうですが…。


修理代は私でも何とか払える金額だったので、もちろん私の貯金から。
こんな面倒な一件になるなんて思ってもいませんでした。